除滓剤・工業用木炭・被覆材 | 株式会社 日本鋳造技術研究所

フラックス

除滓剤・
工業用木炭・被覆材

銅及び銅合金を鋳造する際にあるお客様のお困り事としては・・・

  • 浮いてきたノロを綺麗に取りたい!
  • ワラ灰の入手が困難なので代替品が欲しい!
  • ノロがドロッとしてて取れない!
  • 炉を傾動させる時にノロ止めしたい!
  • 木炭のサイズが揃っていない!
  • 木炭に不純物が多い!
  • 適切な被覆材を使いたい !

上記が鋳造現場では圧倒的に多い事例です。

日本鋳造技術研究所の除滓剤・
工業用木炭・被覆材

昔から、銅合金を溶解する時には除滓剤(凝集剤)としてワラ灰を多用されてきました。しかし近年、環境の問題からこのワラ灰の入手が困難になりつつありますが、弊社の除滓剤はワラ灰以上の効果を発揮し、合金に合わせた製品を製造しています。工業用木炭については、創業当時に木炭を焼いていた経験を生かして、高品質な製品をお届けしております。 また、木炭に代わる高品質な被覆材も製造しております。

無料サンプルをご提供しておりますので
一度お試しいただければ幸いです。

除滓剤とは

除滓剤添加後のノロ状態

このまま掻き上げて良し!浮かべたまま鋳型に流しても良し!

金属の溶解工程において、金属が酸化した不純物(ノロ)が発生します。
このノロは、次工程の鋳造段階において、製品の不良となります。また、ノロの性質は様々で、ドロっとした感じや、パサパサとした感じ、団子状に固まっている感じと合金によって様々です。
弊社は、このノロの性質に合わせた除滓剤を製造しており、不純物を綺麗に除去する事が可能です。

除滓剤の効果と用途

効果 備考
浮上したノロの除去 銅合金溶解時には、金属が酸化したカス(ノロ)が浮上してきますが、鋳型に流す前に綺麗に掻き上げる為に使用します。
炉傾動時のノロ止め 炉を傾動して溶湯を鋳型に流す際に、ノロも一緒に鋳型に入る事が多々あります。そういった時に除滓剤を浮かべながら流す事によって、ノロを止めてくれます。
ドロッとしたノロを
固める
添加元素によっては、ノロがベトついて取り難い事があります。その様な時に凝集剤として散布する事によって、ノロを固めて取り易くします。
ワラ灰の代替 色んなシーンでワラ灰を使いますが、その代替品の役割を果たします。

工業用木炭とは

工業用木炭

木炭は、炭化させる素材・炭化温度・焼成時間によって全く違った製品が出来上がります。
千年以上前から、製鉄では炭が悪いと良い製品が出来ないと言われていましたが、これは現代の金属溶解でも言える事です。木炭が銅及び銅合金の溶解で使用される最大理由は、雰囲気の制御と酸化防止であり、弊社は創業当時の微粉炭製造のノウハウを生かして良品な木炭をご提供しております。

弊社で取り扱っている木炭について

  • 中目

    中目

  • 粗目

    粗目

  • 極粗目

    極粗目

弊社の木炭は、東南アジアで厳選した広葉樹からしか木炭を製造しておりません。
コンテナで日本の工場へ運搬 → 3サイズに篩分け → 検査 → 出荷
を経て納入させて頂いておりますので、安心してご使用になれます。
また、価格重視の場合にはコンテナを直送しての出荷も可能ですのでお気軽にご相談下さい。

お問い合わせフォーム

工業用木炭の効果と用途

効果 備考
酸化防止 大気との接触を緩和させるだけでなく、弱還元性雰囲気を形成して溶湯の酸化を防止します。 大気との接触を緩和させるだけでなく、弱還元性雰囲気を形成して溶湯の酸化を防止します。

被覆材とは

被覆材

被覆には様々な意味合いがあります。
酸化防止・保温・雰囲気制御・・・木炭の使用と殆ど似ておりますが、木炭が使用出来ない様な箇所、木炭よりも更に高い被覆効果を求める箇所、不純物の混入防止、1日中保温したい箇所等、より高品質な被覆をしたい場合に使用されます。

木炭や市販被覆材の問題点

問題点1 木炭の被覆の場合には隙間が出来る事と燃焼が速い。また市販の被覆材の中には銅合金に大敵な硫黄(S)が多い事がある。
問題点2 どちらも弱還元性能力が低く、被覆しても地金を巻き込んだノロが大量に発生する。
問題点3 市販の被覆材では、溶湯に対して広がらない。

これらの問題を解決した被覆材を弊社では製造しています!

弊社では、上記の様な問題点を解決する30種類以上の被覆材をご用意しております。
溶解炉・樋・タンディッシュ等どこでも使用可能な製品を、
合金別・価格帯で細かく分けてご提案可能ですのでお気軽にご相談下さい。

お問い合わせフォーム

お悩み・困りごと
まずはお気軽に
ご相談ください!

En