JCE Quality
一部分だけ耐熱金属や遮熱材料で保護したい。又は溶けた金属内で金属製品を使用したい等の時には溶射が便利です!
鋼(軟鋼やステンレス何でも)、アルミ・銅等の非鉄金属、ガラス、木材・・・色々な物に溶射可能です。
銅合金を溶解する時に使用する杓への耐熱・遮熱溶射
鉄分等の不純物混入も防ぐ耐熱用途
アルミを溶解する時に使用するタライへの耐熱・遮熱溶射
鉄分等の不純物混入も防ぐ耐熱用途
ボイラーチューブの耐高温腐食溶射
耐熱・耐酸化・耐塩化・耐硫化・耐エロージョン
コーティング加工済
コーティングなし
条件:1050℃☓50min加熱後冷却、それを10回繰り返した場合
コーティングあり
条件:1050℃☓50min加熱後冷却、それを10回繰り返した場合
素材の表面性質を高めるために行われる手法で、その方法は色々とございます。
溶射では硬さや耐摩耗性・耐食性・耐熱性・断熱性がメインとなりますが、更に非粘着性・潤滑性・離型性・耐酸化性・絶縁性の性質を新たに加えるため、テフロンコーティング・セラミックコーティング・ガラスコーティングを駆使することによって、目的にあったコーティング(表面処理)が可能となります。
代表的なコーティングは下記となります。
耐熱性
耐酸化
高温環境下では、一般的な素材では急激に酸化が起こり、それが内部まで進行して脆化したり致します。そこで、耐熱性と耐酸化性に優れた金属およびセラミックを溶射することによってそれを防止し、さらに特殊な封孔処理コーティングを実施することによって、その寿命を更に延ばしたりすることも可能です。
耐熱性
反応防止
例えば、金属を溶かす溶解炉において、発生するノロをすくい上げる際に鋼系の材料を使用した器具を使うことが多いですが、その鋼成分が製品に入ってしまうことが多いです。そういった場合、鋼製の器具にセラミックを溶射することによって、溶融金属との反応を防止することが可能です。
耐熱性
遮熱効果
金属は一般的に熱伝導率が高く熱の伝わりが速いですが、その熱の伝わりを悪くさせるために、耐熱性に優れたセラミックを溶射して、耐熱性を持たせると共に、熱伝導率の低さから遮熱効果を持たせることが可能です。
Example of construction
鋳造業者
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担当者コメント
これまで十数回使用したら消耗していた物が90回以上使用可能になった。また,溶融金属との反応量も減り,溶解製品の性能が上がったとの感想を頂きました