滑り止め・グリップ向上加工 | 株式会社 日本鋳造技術研究所

目的別加工方法

滑り止め・
グリップ向上加工

  • 滑り止めと非粘着性を両立させたい。
  • タイヤをスリップしないようにしたい。
  • 搬送物や巻き取り物をスリップしないようにしたい。

JCE Quality

日本鋳造技術研究所の滑り止め・
グリップ向上加工

各種のスリップ防止、例えばロールに対して、物が滑ることを防止したい、雨の時に人や車のタイヤに対して滑りを防止したい等のニーズに対して、様々な面粗度や硬度をコントロールした高摩擦(滑り止め)コーティングも実施しております。屋外だけでなく、屋内での油等によるスリップや、黒鉛粉末等によるスリップに対しても、効果的な加工が可能です。それぞれの使用用途に合わせて最適な加工方法をご提案します。

対応素材について

鋼(軟鋼やステンレス何でも)、アルミ・銅等の非鉄金属、ガラス、木材・・・色々な物に溶射可能です。

滑り止め・グリップ向上

  • コーティング

    搬送ロールのスリップ防止(グリップ向上)

    ロールに対して、搬送物や巻き取り物に対して、スリップを防止するために施工する高摩擦(滑り止め)コーティングです。面粗度や硬度は自由に選択できます。

  • 屋外で使用する産業機械への滑り止めコーティング

    屋外で使用する産業機械への滑り止めコーティング

    晴天時は問題になりませんが、雨や雪等によって、車のタイヤや人が通る際に滑る(スリップ)を防止するために、左図の様なコーティングを実施します。 屋外だけでなく、屋内での油等によるスリップや、黒鉛粉末等によるスリップに対しても、強力な滑り止め効果を発揮します。

  • 送りローラー

    フィルムやゴム搬送でグリップは必要だが引っ付き難く(非粘着)したい場合のコーティング

    非粘着とグリップ性を兼ね備えたコーティングです。グリップに必要な凹凸もある程度コントロールが効きますので相手材によって色々な組み合わせが可能なコーティングです。また、テープ類も全く引っ付かないぐらいの非粘着性なので、送りロール等で最適です。

オリジナル複合表面処理

代表的なコーティングは下記となります。

  • 滑り止め

    耐摩耗

    一般的な滑り止めの方法として、滑り止めシール等を貼る・ブラストを実施して凹凸を付ける等々になりますが、どうしてもシールが剥がれる、ブラストして粗面化した面が潰れる等の問題が起こります。そこで弊社は機械部品に使用されるような硬質(硬い)溶射を実施してさらにその後にコーティングを実施することにより、車や人が通っても長期間滑り止め効果が持続可能なコーティングを提供しております。

  • 滑り止め

    耐腐食

    塗装等による滑り止めの場合、素材が鋼であれば塗装が剥がれた箇所から錆等が発生しますが、硬度が硬く耐腐食性に優れた皮膜をコーティングすることによって、腐食環境下から守るとともに、滑り止めの効果も付与可能です。

Example of construction

こんなお悩みを
解決してきました。

  • 自動車関係

    ご要望
    タイヤがスリップして思う様に重量や速度が計測出来ないのでスリップしない様にしたい
    対処方法
    カーバイト粒子入り溶射を実施し、更に耐食性を高めるためにセラミック系封孔処理を実施しました

    担当者コメント

    タイヤのスリップが減って,正確な値を計測できる様になったとの感想を頂きました

  • 精密機械製造メーカー

    • ASコート
    ご要望
    部品を搬送する際にスリップして困る。また,搬送する部品が粘着性のある物なので,滑り止めと非粘着性を両立したい
    対処方法
    カーバイト粒子入り溶射を実施し、非粘着用のASコートを施工しました

    担当者コメント

    コーティング面の凹凸が大きく,スリップ防止に役にたった。また,更に搬送部品が全く引っ付かなく,全ての問題がクリアー出来て良かったとの感想を頂きました

お悩み・困りごと
まずはお気軽に
ご相談ください!

En