コーティング | 株式会社 日本鋳造技術研究所

溶射加工方法

コーティング

コーティングは、広くみていくと種類が多すぎて分かり難いものです。
その中でも弊社が得意としているものが
セラミックコーティング・フッ素樹脂(テフロン)コーティング・
シリコン系コーティング、耐酸化(ガラス)コーティング等です。
コーティングに求める機能として非粘着性、滑り性、耐薬品性、耐熱性、
耐酸化性、撥水性、絶縁性、耐摩耗性・・・色々あるかと思いますが、
それが1種類だけでないことが多々ございます。
お客様のお困りごとに対して1種類のコーティングで済ませる場合もございますが、
様々なコーティングの組み合わせで、最適解を見つけてご提供させて頂いております。

フッ素樹脂(テフロン)コーティング

フッ素樹脂(テフロン)コーティング

フッ素樹脂コーティングは、滑り性(低摩擦)、撥水性、耐薬品性、非粘着性が優れており、電気特性も高い絶縁抵抗を示します。
フッ素樹脂の種類も数種類あり、用途によって使い分けられております。
産業用途からフライパンの様な一般用途まで幅広く使用されているコーティングです。

セラミックコーティング

セラミックコーティング

フッ素樹脂コーティングとはまた異なった非粘着性・離型性、撥水性を備え、更にテフロン樹脂コーティングと比べて皮膜硬度が硬く5H~9Hといった高硬度なコーティングです。無機物質で重金属、VOC(有機化合物)が入っていないのはもちろん、使用時にPFOAの様な毒性物質を排出しない環境にやさしいコーティングとなります。また、非粘着効果が維持出来る常時温度はテフロン樹脂コーティングなみですが、400℃付近でもコーティング膜が燃えたり致しません。更に、セラミック特有の遠赤外線効果も期待出来るコーティングです。

シリコン系コーティング

シリコン系コーティング

コーティングの中で特に非粘着性(離型性)を重視したコーティングとなります。耐熱温度は他コーティングより低く200℃程度となりますが、フッ素樹脂コーティングやセラミックコーティングに比べて非粘着性が高く、ホットメルト、接着剤、テープ類が殆ど引っ付きません。

耐酸化(ガラス)コーティング

耐酸化(ガラス)コーティング

大気中による加熱は必ず酸化を伴いますが、特に高温においてはその酸化反応が著しくなります。
弊社の耐酸化コーティングは、セラミックとガラス系コーティングを組み合わせた特殊なコーティングで、カーボンの様な450℃から酸化が始まる製品に対してもセラミックで耐熱性を上げて、ガラス皮膜でカーボンの酸化を抑えるように工夫しております。

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