金属溶射 セラミック溶射
株式会社日本鋳造技術研究所の平戸です.
すみません.出張に行ってて,金曜の投稿抜けてました(ーー;) ダメですね!こんなんでは・・・
さて,溶射の利点である,1部分だけの表面材質の改善について,写真付きでの投稿です!
ほんと,うちって,メカニカルシールのあたる面への溶射が多いんですが,今回も,設備メンテナンス時にばらしたら,径が細くなって,いつもなら新作で作り直している箇所への酸化クロム溶射での補修です.
最初から酸化クロム溶射をしとくと,もっと,耐久性があったと思われますが,ギリギリ溶射での補修が効く減り方だったので,今回は溶射での補修です.
写真の黒い部分がセラミック(酸化クロム)を溶射したところですが,シャフトに対してほんの一部分だけを(オイルシールの当たる部分)セラミックにするだけで,そのシャフトの寿命は飛躍的に向上します(*^^)v
おまけに,どの程度の幅が出来るの??って質問がよくありますが,写真の様に,ライターよりも小さい範囲をセラミック溶射して研磨で仕上げる様な事も簡単に出来ます(^O^)/
でも,正直,補修品って難しいんですよね~。。。
芯がずれちゃってますんで,矯正を入れる事が多々あって,細かったりすると割れる事もあるし,太すぎると矯正出来なかったり・・・.出来れば,新作時からの溶射をおすすめします!!
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